ワイン
待つからこそ生まれる複雑な余韻
「Ripe 2020」
内容量 750ml
アルコール分 13.5%
マルサンヌ 50%
シュナンブラン 30%
ソーヴィニヨンブラン 20%
日本ワイン

味わい

色調は透き通った黄金色。洋ナシやバナナなど過熟した果実と、シナモンなどのスパイスの香りが混ざった力強いアロマ。しっかりとした厚みがあり余韻が長く、複雑な味わいが口の中に広がります。

醸造法

シュナンブラン、ソーヴィニヨンブラン、マルサンヌの3種類の葡萄をそれぞれ収穫後冷蔵庫で1日冷やしたのち搾汁。樽発酵、8か月樽熟成ののち瓶詰め。清澄剤・フィルター不使用。亜硫酸(二酸化硫黄)完全無添加。
※「Ripe2020」は恩師である醸造家、大岡弘武氏のワイナリー「ラ・グランド・コリーヌ・ジャポン」様にご協力いただき、委託醸造したものです。

ぶどうのこと

ぶどうの産地、倉敷市船穂町で有機農法で育てたソーヴィニヨンブランとシュナンブランを使用しています。2020年9月に収穫したものです。岡山の大地で栽培した今回の葡萄は、2020年の天候の良さからアルコール度数が高く、味わいが凝縮した状態で収穫することができたため、葡萄の香りと旨味をあますところなく宿すことに成功しました。

名前のこと

ラ・グランド・コリーヌ・ジャポンでの初委託醸造ワイン。飲み頃まで寝かせて待望のリリースとなりました。「Ripe」は、「熟した」「食べごろ」を意味する言葉として名付けました。

ワインラベルのこと

今回のラベルは、妻によるデザインです。プレス機の上から見た潰す前の葡萄や、それをギュッと搾った果汁が、瓶の中に入っている様子をイメージしています。宝石のようにキラキラとした葡萄は、今にも弾けそうな丸々とした粒や、水分がいい具合に抜けて凝縮した粒など、大きなものから小さなものまで、様々な粒が重なっています。このプレス機に収穫した葡萄が入った姿が本当に綺麗で、見ているとこれからこの葡萄がどんなワインになるのか、とてもワクワクしてきます。多様な葡萄の粒、そのひと粒ひと粒から生まれる「GRAPE SHIP」のワインを、ラベルからも感じてもらえたらと、妻が手で線を描き、イラストにしたためました。